「いい日になりますように」の題字を手掛けた書家・矢野きよ実さんによる書の授業です。
喜びも悲しみも自分の心に寄り添って
今の気持ちを書に紡ぎませんか
「書」は習字とは違います。
習字はお手本どおりに書き方を習いますが
「書」は心の裡にある今の気持ちをそのまま書きます
たとえば「淋しい」気持ちは言葉ではなかなか言えませんが
白い紙の上には「淋しい」と書けます
言葉は出逢った人や景色、経験から生まれます
一緒に作品を書いてみませんか
詳細
- 日時
- 2022年6月11日(土) ①12:00-14:30 / ②16:00-18:30(2回目の方対象)
2022年6月12日(日) ③11:30-14:00 / ④15:30-18:00 - 人数
- ①・③・④ 各回6名
② 4名 - 会場
- 間 AWAI THE COVER NIPPON
- 対象
- どなたでもご参加いただけます
- 会費
- 13,000円(税込)
- こちらでのご用意
- 墨・伝統工芸士 伊藤亀堂作 鈴鹿墨
筆・三竹辰弥作 豊橋筆 他
紙・手漉き高級和紙、はがき~四尺画仙(全紙69×136㎝)
硯・雄勝硯 - お持ち物
- 墨・筆・硯・紙などはご用意しておりますが、ご自分の使いやすいものをお持ちいただいても構いません。
書の作品を仕上げる際には墨が跳ねてもよい服装またはエプロンをご持参ください。 - 備考
- 参加が2回目の方へ
2回目の授業は、1回目の授業をもとに、さらに作品としての書を書いていきます。
2回目の方向けの授業を6月11日(土)16:00~18:30にご用意しております。初回の授業をもう一度受講されたい方は他のスケジュールでご参加いただけます。
「いい日になりますように」名入り墨と筆は今回特別販売いたします。
※墨・鈴鹿墨伝統工芸士 伊藤亀堂作
※筆・豊橋筆 三竹辰弥作
講師紹介
矢野きよ実 霄花(パーソナリティ・書家)
名古屋市大須生まれ。17歳から始めた書で表現する独特の世界観が注目を集める。
代表作は「無敵」。ポスター・CM・アーティストのCD題字にも多数書を提供。
帝国ホテル「いい日になりますように」の題字も手掛ける。
鳥越俊太郎さんや、クリント・イーストウッドさんをはじめ、忌野清志郎さん、アーティスト達の間で「無敵バッジ」が本人も驚くほどの広がりを見せている。映画「はなちゃんのみそ汁」では作品の随所に「無敵」の書が登場。「無敵」が繋ぐ人と人の不思議な優しい縁に本人もまわりも感動している。現在、医療・災害、教育現場、福祉、少年院など、さまざまな分野からの講演依頼に「生きること」「命の大切さ」を伝えている。
■ 無敵プロジェクト
2011年3月11日の震災直後から被災地に入り、 無敵プロジェクト代表として子どもたちと「心の声」を聞きながら一緒に書をかく「書きましょ」という支援活動を精力的に行っている。
鈴鹿墨伝統工芸士 伊藤亀堂
1964年生まれ
日本で唯一となる鈴鹿墨の伝統工芸士。
1984年に父、亀吉に師事し、2007年、雅号 墨匠 伊藤亀堂となる。
数々の賞を受賞し、2019年5月に黄綬褒章受章を受賞。
矢野きよ実の書は鈴鹿墨、「無敵墨」、「いい日になりますように墨」を使っている。
豊橋筆 三竹辰弥
1964年生まれ
高級筆製造全国シェア一位の豊橋に於いて、大正15年創業の三竹製筆の三代目。
1983年、二代目で伝統工芸士の父(平成14年 勲六等単光旭日賞受賞)に師事し、以来40年にわたり、書道、陶芸、絵画などあらゆる分野の専門家用の筆を作り続けている。現在は、伝統技法を用いた新たな分野にも意欲的に取り組む細筆のエキスパート。