MASATOSHI SAKAEGI THE CROSS陶磁器デザイナー 栄木正敏とゆかりのひとたち
2022.11.3~2022.11.27
陶磁器デザイナー・栄木正敏(1944-2019)は、愛知県瀬戸市を活動の拠点にして、量 産陶磁器からアートピースまで数々の優れた作品を創り出し、国内外で活躍した。栄 木が敬慕した森正洋(1927-2005)や會田雄亮(1931-2015)をはじめ、小松誠 (1943-)ら栄木に影響を与えた人物もまた、日本の陶磁における歴史的に重要な人物 として、その作品と功績が世界的に認められている。
栄木のもう一つの側面は、大学における芸術・デザイン教育である。1991年に就任した愛知県立芸術大学では、2009年までの19年間、デザインの思想と陶磁領域全般の深い知識や技術を惜しみなく伝え、多くの学生や産地で活動する若者たちに影響を与えた。栄木に師事した若者たちは現在、その姿勢を受け継ぎ各方面で活躍している。
本企画は、2019年に急逝した栄木正敏の遺作を中心に、栄木と「交差」してきた人物・作品を通して、陶磁領域におけるデザインの広がりとこれからの可能性を示そうとするものである。 THE CROSS 展開催委員会
主催|THE CROSS 展開催委員会
出品者|栄木正敏、森正洋、會田雄亮、小松誠、長井千春、崔宰熏、井戸真伸、黒河 兼吉、田上知之介、岡崎達也、酒井崇全
作品解説|外舘和子
助成|公益財団法人朝日新聞文化財団
協賛|間 AWAI THE COVER NIPPON