命の輝きを謳う-重要無形文化財「彫金」保持者・桂盛仁展
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命の輝きを謳う- 重要無形文化財「彫金」保持者
桂盛仁展

2022.6.1~2022.7.3

桂盛仁氏は、彫金家の父・桂盛行氏に学び、現在練馬で制作しています。鏨で金属を削ったり打ち出したり、別の金属を象嵌するなどして加工する彫金技術は、金属ならではの精緻な表現が可能です。桂盛仁氏はその高度な技術で、身近な動植物を生き生きとした立体的な姿に創り上げます。今にも動き出しそうなカタツムリや表情豊かなフグなど、桂氏の世界には、生きとし生けるものたちの瑞々しい命の輝きを見出すことができます。 (本展監修者/外舘和子・多摩美術大学教授)

略歴

桂盛仁(かつら・もりひと)
昭和19年 東京都文京区に生まれる
昭和38年 都立工芸高等学校 A科卒業
昭和43年 武蔵野美術短期大学卒業
昭和46年 第18回日本伝統工芸初入選
平成20年 重要無形文化財「彫金」保持者に認定
令和 4年 奈良・春日大社の国宝「若宮御料古神宝類」(平安時代)復元製作















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